• "農道" (/)
ツイート シェア
  1. 新潟市議会 2022-02-18
    令和 4年 2月18日文教経済常任委員会−02月18日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年 2月18日文教経済常任委員会−02月18日-01号令和 4年 2月18日文教経済常任委員会                文教経済常任委員会会議録              令和4年2月18日(2月定例会)                                     議会第2委員会室 令和4年2月18日   午前9時58分開会             午後1時45分閉会 〇文教経済常任委員会  1 議案審査    ・教育委員会     教育職員課  生涯学習センター  中央公民館  中央図書館               保健給食課  学校支援課    ・文化スポーツ部   文化政策課  歴史文化課    ・経済部       産業政策課  商業振興課    ・農林水産部     農林政策課  農業活性化研究センター  農村整備・水産課               食と花の推進課    ・区役所       西区農政商工課  西蒲区産業観光課
     2 委員間討議    ・付託議案について  3 意見・要望・採決  4 委員間討議    ・委員長報告の内容、項目について 〇文教経済常任委員協議会  1 報告    ・指定専決に係る和解及び損害賠償の額の決定について(保健給食課) 〇出席委員  (委 員 長) 小 柳   聡  (副委員長) 内 山 幸 紀  (委  員) 水 澤   仁  吉 田 孝 志  深 谷 成 信  佐 藤 正 人         荒 井 宏 幸  土 田 真 清  東 村 里恵子  渡 辺 有 子         高 橋 聡 子  佐 藤   誠  青 木   学 〇出席説明員   文化スポーツ部長       長 浜 裕 子   経済部長           中 川 高 男   農林水産部長         二 神 健次郎   教育次長           池 田   浩   教育次長           本 間 金一郎   文化政策課長         塚 原   進   歴史文化課長         遠 藤 和 典   産業政策課長         内 藤 晃 子   商業振興課長         佐久間 由紀恵   農林政策課長         齋 藤 和 弘   農業活性化研究センター所長  横 木 茂 之   農村整備水産課長      小 林   巧   食と花の推進課長       坂 井 玲 子   西区農政商工課長       鈴 木 雄 策   西蒲区産業観光課長      渡 部 博 子   保健給食課長         袖 山 直 也   教育職員課長         栗 林 裕 之   学校支援課長         山 田 哲 哉   生涯学習センター所長     枝 並 素 子   中央公民館長         渡 部 和 人   中央図書館長         吉 田 英津子  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    文教経済常任委員長  小 柳   聡 ○小柳聡 委員長  ただいまから文教経済常任委員会を開会します。(午前9:58)  本日の欠席はありません。  本日は日程に従い、現年度分の議案審査並びに意見、要望、採決を行います。また、保健給食課から、「指定専決に係る和解及び損害賠償の額の決定について」、報告の申出がありますので、協議会においてこれを受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○小柳聡 委員長  そのように行います。  本日使用する資料は、事前に配付していますので、御確認願います。  これより現年度分の議案審査を行います。  なお、審査の終わった方は一旦お引取りいただいて結構ですが、審査終了後、休憩し、意見、要望、採決に入る前に再開の放送をしますので、部・課長はお戻りください。  初めに、教育委員会の審査を行います。  最初に、本間教育次長から総括説明をお願いします。 ◎本間金一郎 教育次長  教育委員会所管分のうち、学校管理、生涯学習に係る部分について、議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、私の担当部分は2点です。  1点目は、予算説明書15ページ、公共施設修繕事業です。教育委員会修繕施設は、資料のとおりです。後ほど池田教育次長からも総括説明がありますが、私の担当部分としては生涯学習センター中央公民館中央図書館所管の12施設、26工事に係る経費について増額補正するものです。あわせて、年度内の完了が見込まれないため、繰越明許費を設定します。  2点目は、議案書6ページ、教職員人事給与システム経費繰越明許費の設定です。国から法改正後の共済に関する制度設計の詳細について示されるのが遅れている状況であり、年度内にシステム改修の完了が見込まれないことから、繰越明許費を追加します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆土田真清 委員  今回の修繕について、基本的には各施設の壊れた場所の修繕が第一義の目的かと思いますが、そのほかにコロナ禍関連市内経済の復興という意味合いも当然あるかと思います。今回、教育委員会では5,100万円ほどの修繕費を計上していますが、このお金がいかに市内の事業者に回っていくのかが一つの重要なところだと考えています。そういった工事の発注について、当然基本的な考えがあるかと思いますが、市内経済の復興に向けた考えをお尋ねします。 ◎本間金一郎 教育次長  今ほど御指摘があったとおり、今回の補正予算については経済対策としての公共施設老朽箇所の修繕が目的の一つになっていると認識しています。発注の方法については契約規則等のルールがありますので、それにのっとりながら、今申し上げたような経済対策という趣旨も踏まえて、適切に対応していきたいと考えています。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で本間教育次長総括説明を終わります。  次に、教育職員課の審査を行います。教育職員課長から説明をお願いします。 ◎栗林裕之 教育職員課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、議案書6ページ、第10款教育費、第1項教育総務費教職員人事給与システム経費について、2,082万7,000円の繰越明許費を設定します。令和2年の年金制度改正法の成立を受けた令和4年10月からの短時間勤務職員共済組合員への移行に係るシステム改修経費になりますが、共済組合運用方針決定に必要な政令及び省令が公布されず、システムの詳細設計に着手できていないことから、開発を令和4年度に繰り越します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で教育職員課の審査を終わります。  次に、生涯学習センターの審査を行います。生涯学習センター所長から説明をお願いします。 ◎枝並素子 生涯学習センター所長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分予算説明書14ページ、15ページ、資料、第10款教育費、第7項生涯学習費、第3目公民館費、第14節工事請負費、生涯学習センターの上水くみ上げポンプ修繕工事の費用として250万円を計上するもので、事業費は、全額一般財源です。また、年度内に事業の完了が見込めないことから、繰越明許費を設定します。議案書6ページ、第2表、繰越明許費補正、1、追加、第10款教育費、第7項生涯学習費、公共施設修繕事業のうち250万円が該当します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で生涯学習センターの審査を終わります。  次に、中央公民館の審査を行います。中央公民館長から説明をお願いします。 ◎渡部和人 中央公民館長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分のうち、中央公民館所管分について、予算説明書14ページ、15ページ、資料、第10款教育費、第7項生涯学習費、第3目公民館費、第14節工事請負費白根地区公民館エレベーター修繕工事など、6施設の工事費用として1,350万円を計上するもので、事業費は全額一般財源です。また、年度内に事業の完了が見込めないことから、繰越明許費を設定します。議案書6ページ、第2表、繰越明許費補正、1、追加、第10款教育費、第7項生涯学習費、公共施設修繕事業のうち1,350万円が該当します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆土田真清 委員  空調設備修繕の関係でお尋ねします。今、まん延防止等重点措置期間で、公民館も休館中であり、市民も集まる機会が減り、大変難儀をしています。またこういった空調設備の工事になると当然休館も考えられるかと思うのですが、その辺の対応については今どのようにお考えかお聞かせください。 ◎渡部和人 中央公民館長  今は休館中ということで全て閉じていますが、予算が議決されたら速やかに契約の準備に入り、年度が明けてからなるべく来館者に迷惑をおかけしないように、休館等の措置をなるべく取らないように調整しながら、各館で進めていきたいと考えています。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で中央公民館の審査を終わります。  次に、中央図書館の審査を行います。中央図書館長から説明をお願いします。 ◎吉田英津子 中央図書館長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算について、予算説明書14ページ、15ページ、第10款教育費、第7項生涯学習費、第4目図書館費、第14節工事請負費中央図書館空調設備修繕工事など、5施設の工事費用として1,310万円を計上するもので、事業費は全額一般財源です。  また、年度内に事業の完了が見込めないことから繰越明許費を設定するものであり、議案書6ページ、第2表、繰越明許費補正、1、追加、第10款教育費、第7項生涯学習費、公共施設修繕事業のうち1,310万円が図書館分となります。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で中央図書館の審査を終わります。  次に、池田教育次長から総括説明をお願いします。 ◎池田浩 教育次長  教育委員会所管分のうち、学校教育に係る部分について、議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、予算説明書15ページ、1点目は保健給食課給食用食器具更新事業で、新型コロナウイルスに有効とされる塩素系消毒に対応した食器具に入れ替える経費として増額補正します。  2点目は公共施設修繕事業で、教育委員会が所管する公共施設のうち、私の担当分として学校支援課保健給食課の13施設、27工事に係る経費について増額補正します。あわせて、いずれも年度内の完了が見込まれないため、繰越明許費を追加します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で池田教育次長総括説明を終わります。
     次に、保健給食課の審査を行います。保健給食課長から説明をお願いします。 ◎袖山直也 保健給食課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、歳出から説明します。予算説明書14ページ、15ページ、第10款教育費、第8項3目学校給食費学校給食の運営、給食用食器具更新事業及び公共施設修繕事業です。  資料、給食用食器具更新事業について、初めに、1、歳出、学校給食で使用している食器具について、新型コロナウイルスに有効とされている塩素系消毒に対応したものに入れ替えます。具体的には、現に使用しているもののうち、古く、劣化の進んだポリプロピレン製のおわんや皿など、約13万7,000枚を塩素系漂白剤の使用に適する樹脂製の食器に更新するもので、事業費は1億4,700万円を見込んでいます。  次に、2、歳入、全額新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる予定で、予算説明書4ページ、5ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のうち、保健給食課の補正額は1億4,700万円です。  次に、公共施設修繕事業について、資料、令和4年2月議会教育委員会公共施設修繕事業一覧、当課分として11施設、23件の修繕事業を実施します。資料に記載の給食センターの手洗い器の自動水栓化工事プレハブ冷蔵庫、ボイラーなど、老朽化した施設設備の修繕を予定しており、事業費は合わせて1,660万円となります。  議案書6ページ、両事業とも年度内での事業完了が見込めないことから、全額繰越明許費を併せて追加します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆渡辺有子 委員  全ての給食センターをこの中で対応するのでしょうか。 ◎袖山直也 保健給食課長  給食センターは13施設ありますが、今回予定しているのはそのうちの11施設の修繕工事です。 ◆渡辺有子 委員  あと2つの施設はそういった工事をする必要があるのか、それとも対応の必要がない状況だと考えていいでしょうか。 ◎袖山直也 保健給食課長  補正予算ですので、そのうちの緊急性の高いものから計上しています。 ◆渡辺有子 委員  その補正予算との関係は分かるのですが、今後順次、対応していくと認識してよろしいですね。 ◎袖山直也 保健給食課長  そのとおりです。 ◆佐藤誠 委員  給食用食器具の更新について、劣化したものから順に13万7,000枚ほどとの説明でしたが、全体のどれくらいの割合ですか。 ◎袖山直也 保健給食課長  全体の4割超です。 ◆佐藤誠 委員  残りは予算やいろいろな状況が許せばできるだけ早く更新したいという考えですか。 ◎袖山直也 保健給食課長  毎年予算を確保しながら順次進めています。今回、消毒に適するものということで、コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、大きな枚数になりましたがまとめて更新するということで、今後も予算を確保しながら順次、計画的に進めていきたいと考えています。 ◆佐藤誠 委員  新型コロナウイルス感染症に有効とされる塩素系消毒に対応したものであるとのことですが、現状はどのようにして消毒しているのですか。 ◎袖山直也 保健給食課長  現状は長期の休みを基本として、漂白剤を使って消毒しています。コロナウイルスに関しては、日々洗い流すことで十分対応できますし、また、今のポリプロピレン製であっても消毒自体は可能です。ただ、材質として、黄ばんだり、劣化しやすくなるので、今回更新します。 ◆青木学 委員  食器は相当な数になりますが、調達に向けてはどのような段取りになりますか。 ◎袖山直也 保健給食課長  今、区内企業、市内企業に地域を分割して発注することで考えています。 ◆青木学 委員  発注は保健給食課で一括して行うのですか。 ◎袖山直也 保健給食課長  そのとおりです。 ◆青木学 委員  こういう食器の材料はどれくらいあるのか見当がつかないのですが、在庫のような感じで、今回導入するところには割と同じ時期に一括して納められる状況でしょうか。 ◎袖山直也 保健給食課長  休憩をお願いします。 ○小柳聡 委員長  委員会を休憩します。(午前10:21)                    (休  憩) ○小柳聡 委員長  委員会を再開します。(午前10:21) ◎袖山直也 保健給食課長  発注はまとまった時期に行いたいと思いますが、納期については配置される学校の都合に合わせて優先順位をつけながら配置したいと考えています。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で保健給食課の審査を終わります。  次に、学校支援課の審査を行います。学校支援課長から説明をお願いします。 ◎山田哲哉 学校支援課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分のうち、予算説明書14ページ、15ページ、第10款教育費、第1項教育総務費、第5目教育相談センター費公共施設修繕事業について、資料、教育委員会公共施設修繕一覧学校支援課修繕事業は施設が2か所、4件の工事を予定しています。  初めに、中央区西大畑の教育相談センターです。設備の老朽化に伴って故障のおそれがある電話交換機排煙ダンパーの交換を行うほか、来所する児童生徒の利用実態に対応するべく、現状、昭和54年12月設立の古い建物で洋式トイレが非常に少ないことから和式トイレを洋式化する工事を進めます。  もう1か所は、江南区亀田向陽の江南区教育相談室です。平成19年に建設されましたが、現状外壁が劣化し、雨水の浸水が見られたため、特に劣化の激しい正面外壁を修繕します。  各工事費は、業者の参考見積りなどに基づき、電話交換機交換工事150万円、排煙ダンパー修理工事50万円、和式トイレ洋式化工事240万円、外壁修理工事170万円、合計610万円です。また、その経費全額に、議案書6ページに記載のとおり、繰越明許費を設定します。いずれの工事も児童生徒の利用に支障が出ないよう、夏休み期間などを活用して実施していく予定です。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で学校支援課の審査を終わり、教育委員会の審査を終わります。  次に、文化スポーツ部の審査を行います。  初めに、文化スポーツ部長から総括説明をお願いします。 ◎長浜裕子 文化スポーツ部長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内の経済対策の一環として、所管施設のうち10施設、24件の修繕工事を実施するため、増額補正するもので、あわせて、翌年度への繰越明許費を設定します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で文化スポーツ部総括説明を終わります。  次に、文化政策課の審査を行います。文化政策課長から説明をお願いします。 ◎塚原進 文化政策課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分のうち、予算説明書8ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第16目文化振興費、第14節工事請負費公共施設修繕事業は、経済対策の一環として行うもので、音楽文化会館や水族館、美術館などで老朽化した設備の修繕を実施するため、総額1,580万円増額補正するもので、併せて繰越明許費を設定します。  議案書7ページ、第2表、繰越明許費補正、2、変更、第2款総務費、第1項総務管理費公共施設修繕事業は、ほかの課との合算額となっており、3億5,740万円のうち、当課分は1,580万円です。各施設の修繕について年度内の完了が見込めないため、繰越明許費を設定します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆土田真清 委員  教育委員会と同じ質疑です。修繕費は市内経済の再興、復興のためだとの説明がありました。これらの修繕工事費は市内の事業者のために回す仕組みをお考えかと思いますが、具体的な考えがあればお尋ねします。 ◎塚原進 文化政策課長  市内事業者を中心に発注を予定しています。100万円未満の小規模な工事については、小規模修繕工事の登録業者に発注していきたいと考えています。 ◆渡辺有子 委員  今までもそうですが、経済対策としてこれだけの事業を行うことは必要なことだと思いますが、この時期の補正予算なので、繰越明許になります。先ほど学校などは夏休み期間中になるという説明もありましたが、もう少し早く予定できなかったのでしょうか。 ◎塚原進 文化政策課長  施設を管理する立場としては、計画的に、優先順位をつけながら更新していきたいのですが、予算の都合もあり、優先順位の高いものから順次行ってきている中で、今回は、令和3年度の決算見込みで残額が見込まれる中で、急遽財務部から働きかけがあり、これを機に今まで我慢していたところを修繕します。 ◆渡辺有子 委員  例年そういう状況はあろうかと思いますが、コロナ禍で、本当に計画的な修繕という意味だけではなく、経済対策ということでいえば、ある程度の期間を見ながら行ってきたということではないのでしょうか。今の状況だと恐らく12月末の決算見込みで対応したのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎塚原進 文化政策課長  定期的に財務部に執行状況の報告を上げていますが、その中で市全体として一定規模の残額が見込まれる状況になったのがこのタイミングだと理解しています。 ◆渡辺有子 委員  財務部が執行状況を見て、各課にここを行ったらどうかというような計画を立てていくという関係になるのですか。 ◎塚原進 文化政策課長  本市全体で経済対策を打っていくので、文化政策課でこれに対応した修繕希望はあるかという調査があり、当課でこのメニューに合った工事内容を挙げて査定してもらっています。 ◆佐藤誠 委員  この公共施設の修繕は老朽化したものからという説明でした。全部とは言いませんが、音楽文化会館と水族館について具体的に何を修繕するのか教えてください。 ◎塚原進 文化政策課長  音楽文化会館は、小規模修繕が5件で、防火シャッターやロードヒーティングの壊れている部分を直す、冷温水ポンプの部品の交換時期が過ぎているので入れ替えるなどといった小規模なものがほとんどです。  水族館についてはエレベーターの枠を直す、接触しなくても指を近づけると階数が指定できるスイッチに替えるなどといった中身です。 ○小柳聡 委員長  ほかにありせんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で文化政策課の審査を終わります。  次に、歴史文化課の審査を行います。歴史文化課長から説明をお願いします。 ◎遠藤和典 歴史文化課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分予算説明書8ページ、9ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第16目文化振興費公共施設修繕事業は、市内経済対策の一環として新潟市歴史博物館文化財センターなどにおいて老朽化した設備の修繕等を実施するもので、総額940万円を増額補正し、併せて繰越明許費も設定します。  議案書7ページ、第2表、繰越明許費補正、2、変更のうち、第2款総務費、第1項総務管理費公共施設修繕事業です。他課との合算額となっており、3億5,740万円のうち、当課は940万円の繰越明許費を設定します。早急に事業を行いたいと思っていますが、年度内に修繕が確実に完了しないので、繰越明許費を設定します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で歴史文化課の審査を終わり、文化スポーツ部の審査を終わります。  次に、経済部の審査を行います。  初めに、経済部長から総括説明をお願いします。 ◎中川高男 経済部長  資料1ページ、総括説明資料、議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算(第12号)関係部分、歳出については、まん延防止等重点措置の適用を踏まえた時間短縮営業等の要請に応じていただいている事業者への協力金支給に係る経費を計上するとともに、売上げが減少する飲食関連事業者への支援金や、西堀地下施設の改修、修繕経費など、合計62億550万円の増額補正と繰越明許費補正をします。  続いて、歳入については、一部を除いて県補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当する予定です。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で経済部の総括説明を終わります。  次に、産業政策課の審査を行います。産業政策課長から説明をお願いします。 ◎内藤晃子 産業政策課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算(第12号)関係部分のうち、予算説明書13ページ、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、中小企業の資金調達の円滑化、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金及び飲食関連事業者応援事業の2事業について、あわせて、資料2ページ、初めに、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金についてです。本事業は、まん延防止等重点措置の適用を踏まえて新潟県から発出された時間短縮営業及び酒類提供の停止などの要請に応じていただいた事業者に対する協力金の支給に係る経費について増額補正するとともに、令和4年度への繰越明許費を設定します。食品衛生法に基づく飲食店営業許可を受けている対象施設のうち、1月21日から2月13日までの全ての期間において、午前5時から午後8時までの時間短縮営業及び酒類提供の停止に応じていただいた事業者に対し、協力金を支給します。2月14日から申請を受け付けており、専用コールセンターを開設しています。  続いて、資料3ページ、飲食関連事業者応援事業について、まん延防止等重点措置の間、飲食店との取引減少の影響により、売上げが減少した事業者への支援金で、1事業者当たり10万円を支給します。事業者の申請に係る負担を軽減するため、現在新潟県が準備を進めている飲食関連事業者等への支援金への上乗せ支給を検討しており、売上減少等の要件の確認は、県の交付決定通知書の写しをもって確認するなど、申請手続の簡素化を図ります。なお、本事業についても令和4年度への繰越明許費を設定します。  続いて、歳入、予算説明書5ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金と、予算説明書7ページ、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金交付事業費補助金について、今ほど説明した2事業について10分の10の交付及び補助を受けます。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆高橋聡子 委員  新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金について、1施設当たりの協力金支給の算定方法について、売上高方式と売上高減少方式の2つがあったと思いますが、そのうちの売上高減少方式について、売上げの減少を比較する対象期間が、今回は令和2年と令和3年が対象となっていますが、売上げを比較するにしても、令和2年だともう新型コロナウイルス感染症の影響が出ている時期だと思います。影響を受けていない時期との比較ができないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  県に制度設計について確認しました。国の取扱要綱に基づき、2021年または2020年の同時期に時短要請に応じていただいた場合は、例外として3年前を比較対象にすることができるのですが、新潟県では実施していなかったということで、国の取扱要綱に基づき、新潟県内では前年または前々年が比較対象になるという制度設計になっています。 ◆高橋聡子 委員  2020年、2021年ですから、事業者の方から2019年と比較してもらわないと困るというお話を伺い、対応していただきたいと思うのですが、検討の余地はないですね。  今回、まん延防止等重点措置の適用ということで、対象となる店舗数が以前よりも増加していると思いますが、その分申請から支給までの日数にどのように影響するのか教えてください。 ◎内藤晃子 産業政策課長  昨日までに481件の申請を受け付けています。今回から簡易申請という制度がなく、添付資料が多くなっていますが、一部の事業者が簡易申請と思い込んで、書類が著しく不足している状況が多々見られます。そうした方に丁寧に連絡しながら申請をスムーズに行っていただけるように、現在協力金センターと共に事業を進めています。高橋聡子委員の御指摘のとおり、今回は対象者が増えますので、5期目になりますが、最大規模の人数体制、電話本数で審査、支給を進めています。 ◆高橋聡子 委員  実際に申請から支給までの日数がどのくらいになるのか教えてください。 ◎内藤晃子 産業政策課長  これまで実施してきた状況を踏まえるとおおむね2週間から3週間ですが、電話をしても休業している方が今回は多いと感じており、連絡がつかないと書類の不備等のやり取りに時間がかかり、さらに支給までに時間がかかってしまうのではないかと危惧しています。 ◆渡辺有子 委員  高橋委員の質疑の関連ですが、2020年、2021年にその制度に応じていただいたところが対象になるということで、国の要綱に従ったためにそういう扱いになるという説明だったと思うのですが、それによって対象にならないような事例が出てきますが、ここは国の制度設計によらず、本市がそういう事例に対し、別途対象となるような扱いは考えられなかったのですか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  今回の制度設計の過程で、県と事前に何度かやり取りをしています。県を通じて国に確認した結果、今回の制度設計ではコロナ禍前が比較対象にならないという回答をいただいたところです。今回は県が要請を出し、協力金の制度設計については県内一律で設けているもので、私どもは要望・懸念事項は伝えつつも、こういう制度設計になったというのが現状です。 ◆渡辺有子 委員  特定財源を使って実施している状況だと思うので、国の制度設計に従わざるを得ない面があると思いますが、本市独自の対策については検討しなかったのですか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  今回、延長分も含めると要請対象期間は全45日になります。協力金の支給額は2万5,000円あるいは3万円からということで、45日間で計算すると1店舗当たり112万5,000円あるいは135万円からという金額になります。この部分を売上高減少方式を取るとさらに数百万円単位になり、本市の限られた財源で対応することは困難であると考えています。 ◆渡辺有子 委員  国の制度と同規模の事業を行うのには財源の関係があろうかと思いますが、それ以外に、本市として何らかの形で対応できないのでしょうか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  協力金の仕組みについては、本市でいうとゴールデンウイークを挟んだ第1期の頃から売上高方式、事業規模に応じた協力金の制度設計ということで新たに設けられました。特に中小企業者においては売上高方式あるいは売上高減少方式のいずれか、それぞれに有利な計算方式を取っていただけるということで、中小企業により丁寧な制度設計になっています。こうした制度をうまく活用していただきながら、今回特に計算方式が8パターンということで多岐にわたっていますが、事業者からの問合せに対し、より有利な計算式になるよう案内することで、丁寧に事業を進めていきたいと思っています。 ◆佐藤誠 委員  答弁の中で延長の話も出たのでお聞きします。当初の2月13日までであれば3月31日までの申請ということで、既に480件を超えて申請が出ているとのことですが、延長分の取扱いはどうなりますか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  まずは今回議決いただく予算の中で実施し、不足が生じる場合には県の負担金も追加して進めていきたいと思っています。 ◆佐藤誠 委員  2月13日までの当初の予定の分はこのとおり3月31日締切りとし、その後は再度申請するということですか。トータルで申請するような話も出てくるのでしょうか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  今回は要請が発出されるたびに申請していただくということで、まずは2月13日までの分を3月末まで受付します。3月6日まで延長された分は、さらに月をまたいでいます。年額でやる方と、月ごとの売上げの比較でやる方と様々な計算方法がありますので、3月の売上げが確定するまで計算ができないという方も今後出てきます。そのため、3月末までの売上高を確認できるまでの十分な期間を設け、延長分の締切りについては別途定めたいと考えています。 ◆佐藤誠 委員  延長分はもう1回申請するということですか。
    ◎内藤晃子 産業政策課長  そのようになります。 ◆土田真清 委員  飲食関連事業者応援事業について、今年度も取り組んだものかと思いますが、今年度の実績がどれくらいだったのかお聞かせいただきたいと思います。 ◎内藤晃子 産業政策課長  前回実施したときは716件、1億2,840万円の支援金を支給しました。 ◆土田真清 委員  今回の補正予算額が8,000万円ということで実績よりも少なめの金額ですが、そちらと比較して申請が減るイメージでしょうか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  前回は2回実施しており、この716件の中には2回分受給した方と、1回だけ受給した方を含んだ構成になっています。今回は1回の実施、加えて、まん延防止等重点措置になり、売上げが減少する方がさらに増えることも考慮し、前回の716件プラス何十件かを想定して予算要求しています。 ◆土田真清 委員  県の事業の上乗せという説明でしたが、大体いつ頃からスタートできるイメージでしょうか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  県においても、今後予算が正式に審議されると伺っていますので、本市としても議決をいただいた後、速やかに準備を進めて、3月中旬までにはコールセンターも立ち上げ、申請の受付を開始していきたいと計画しています。 ◆東村里恵子 委員  今の関連ですが、3月中旬までに態勢を整えて、その後大体どれぐらいで支給できるようになるのか目安を教えてください。 ◎内藤晃子 産業政策課長  前回の実績だとおおむね1週間から10日程度で口座に振り込まれるという日程で事業を進めました。 ◆吉田孝志 委員  関連ですが、まん延防止等重点措置が延びると関連事業者への影響が大きくなります。先ほどのまん延防止等重点措置の協力事業者への協力金は3月に2回目が出るとのことですが、こちらもそういった対応になるのでしょうか。 ◎内藤晃子 産業政策課長  今回の対象月については、1月から3月で制度設計の準備を進めています。吉田委員御指摘のとおり、飲食関連事業者も経営状況が厳しいという声を聞いています。県とも協議をしていますが、例えば今までは連続する2か月の売上げが減少するなどといった条件がありましたが、今回はいずれか1か月で、売上減少幅も20%と要件を緩和し、幅広い皆様を支援対象にしたいと考えています。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で産業政策課の審査を終わります。  次に、商業振興課の審査を行います。商業振興課長から説明をお願いいたします。 ◎佐久間由紀恵 商業振興課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分予算説明書12ページ、第7款商工費、第1項商業費、第1目商業総務費、駐車場等の管理運営、西堀地下施設改修事業4,100万円、公共施設修繕事業450万円を増額補正します。  資料4ページ、初めに、西堀地下施設改修事業は、西堀地下施設における地下通路の安全な歩行空間及び地下駐車場の安全を確保するため、令和5年度まで実施予定の耐震補強工事について、今年度の支払額の増に伴い、必要な予算を増額します。なお、年度ごとの事業費の変更に伴うもので、総事業費に変動はありません。  続いて、公共施設修繕事業は、西堀地下駐車場内の防火シャッター等の修繕工事を予定しています。  続いて、歳入、予算説明書6ページ、第26款市債、第1項市債、第5目商工債、商工施設整備事業債、補正額3,690万円は、今ほど説明した西堀地下施設改修事業に充当するための増額補正です。  次に、議案書6ページ、第2表、繰越明許費補正、1、追加、第7款商工費、第1項商業費、公共施設修繕事業は、先ほど説明した公共施設修繕事業について、来年度も継続して実施することから繰り越します。  次に、議案書9ページ、第3表、地方債補正、2、変更、商工施設整備事業費について、先ほど説明した市債の補正に伴い、地方債の限度額を変更します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で商業振興課の審査を終わり、経済部の審査を終わります。  次に、農林水産部の審査を行います。  初めに、農林水産部長から総括説明をお願いします。 ◎二神健次郎 農林水産部長  農林水産部所管の案件は議案が2件です。  初めに、議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、国の補正予算を活用した事業に係る増額補正及び市内経済対策の一環として行う公共施設修繕工事に係る増額補正、並びに必要な繰越明許費と地方債の限度額を補正します。  次に、議案第132号新潟市国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例の一部改正について、国家戦略特別区域法及び施行令の一部改正があり、同法と関連する市条例について整合を図ります。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で農林水産部総括説明を終わります。  次に、農林政策課の審査を行います。農林政策課長から説明をお願いします。 ◎齋藤和弘 農林政策課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、資料、令和4年2月議会農林水産部補正事業一覧、2、繰越明許費補正、追加、第6款農林水産業費、第1項農業費、元気な農業応援事業(スマート農業導入支援)、令和3年12月に増額補正したスマート農業導入支援について、半導体不足の影響で年度内の納品が間に合わず、本年度中に事業が完了しないことから、全額の1億1,800万円の繰越明許費を設定します。  次に、同じく第6款農林水産業費、第1項農業費、元気な農業応援事業(新たな産地づくり支援)、県の補助事業に上乗せ補助を行う新たな産地づくり支援について、県の事業の年度内完了が難しく、県が補助金の繰越しを行うため、市においても1,500万円の繰越明許費を設定します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆土田真清 委員  スマート農業導入支援について、半導体は世界的な不足で、産業界に様々な影響が出ており、こういった農機具にも影響が出ているということなのですね。イメージとして春作業用、夏作業用の機械をターゲットにした支援事業だと思いますが、今回、田植機やトラクターの納品が遅れるということになると、今後予定されている農作業にどのような影響が出るとお考えでしょうか。 ◎齋藤和弘 農林政策課長  12月補正予算の全額を繰り越しますが、実際に今、区役所に確認すると間に合わなそうなのは数台と聞いており、それも作業前には納品されるのではないかと聞いていますので、現時点では作業には影響が出ないと考えています。 ◆水澤仁 委員  今の関連で、大体どの程度申請が出てきているのか、そして採択はどの程度見込まれるのかお聞かせください。 ◎齋藤和弘 農林政策課長  今回のスマート農機は米と園芸がありますが、米が112件、園芸が5件、計117件の応募があり、全件採択します。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で農林政策課の審査を終わります。  次に、農業活性化研究センターの審査を行います。農業活性化研究センター所長から説明をお願いします。 ◎横木茂之 農業活性化研究センター所長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、資料、農林水産部補正事業一覧、1、一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書、(1)、歳出、第6款農林水産業費、第1項農業費、第6目農業活性化研究センター費、公共施設修繕事業として1,260万円を増額補正します。新型コロナウイルス感染症の影響に対応した市内経済対策の一環として、令和3年度決算見込みによる財源の状況を踏まえて全庁的に実施するものであり、当センターの経年劣化した防風ネットの補修や鉄骨ハウスの被覆資材の張り替えなどの修繕工事を行います。  続いて、2、繰越明許費補正、追加、本年度に事業が完了しないことから、全額1,260万円の繰越明許費を設定します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で農業活性化研究センターの審査を終わります。  次に、農村整備・水産課の審査を行います。農村整備水産課長から説明をお願いします。 ◎小林巧 農村整備水産課長  令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、(1)、歳出、第6款農林水産業費、第2項農地費、第2目土地改良費、農道長寿命化事業は、本市が管理する農道のうち基幹的な農道について、アスファルト舗装の点検、診断及び機能保全計画の策定を行うもので、令和4年度当初予算で予定した事業を国の補正予算を活用して前倒しで実施します。  次に、県営土地改良事業費負担金は、県が事業主体となって実施する県営圃場整備事業等の土地改良事業に対して国が定めた負担のガイドラインに沿って事業費の一部を負担するものですが、国の補正予算を受け、県が令和4年度に予定していた事業を前倒し実施するために、これに係る本市負担分について対応する補正をします。農地の大区画化、汎用化を推進する圃場整備事業について、市内12地区で整備が進む予定です。  第3目農村環境整備費、公共施設修繕事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内経済活性化対策の一環として全庁的に行うもので、本市が管理する老朽化した排水路の一部修繕工事を行います。  次に、第3項水産業費、第3目漁港費、漁港整備事業は、国の補正予算などにより本市が管理する漁港の防波堤の保全工事やしゅんせつ等を行うもので、公共施設修繕事業は、これまで実施できなかった漁港施設の修繕を行います。補正額は合わせて5億7,520万円となります。  続いて(2)、歳入、第20款県支出金、第2項県補助金、第5目農林水産業費県補助金のうち、第2節農地費県補助金及び第3節水産業費県補助金は、歳出で説明した農道長寿命化事業と漁港整備事業に係る国、県からの補助金を受け入れるもので、増額補正に合わせ2,080万円を補正します。  次に、第26款市債、第1項市債、第4目農林水産業債、第1節農地債及び第2節水産業債は、歳出で説明した県営土地改良事業費負担金と漁港整備事業の増額補正に合わせ4億8,140万円を補正します。  続いて、2、繰越明許費補正、追加、農道長寿命化事業から公共施設修繕事業までが当課所管分で、国補正による令和4年度事業の前倒し実施などについて、年度内に事業が完了せず、繰り越します。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で農村整備・水産課の審査を終わります。  次に、食と花の推進課の審査を行います。食と花の推進課長から説明をお願いします。 ◎坂井玲子 食と花の推進課長  初めに、議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、資料、1、一般会計歳入歳出補正予算事項別明細書、(1)、歳出、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費、公共施設修繕事業として2,400万円を増額補正します。新型コロナウイルス感染症の影響に対応した市内経済対策の一環として全庁的に支出するものであり、当課が所管する3施設、食と花の交流センター、食育・花育センター及びアグリパークにおいては、経年劣化した空調室外機や照明設備などの修繕工事を行うほか、Wi−Fi通信環境の整備等を行い、来場者の利便性向上を図ります。  続いて、2、繰越明許費補正、追加、公共施設修繕事業について、本年度中に事業が完了しないことから繰越明許費を設定します。第6款農林水産業費、第1項農業費、公共施設修繕事業の3,660万円のうち2,400万円が食と花の推進課分です。  次に、議案第132号新潟市国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例の一部改正について、資料、国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業は、国家戦略特別区により旅館業法を適用除外する特例で、一定条件を満たし、市の認定を受けることで住宅等での宿泊事業を可能にする制度で、いわゆる特区民泊と言われるものです。  初めに、1、改正理由は、国家戦略特別区域法及び施行令の一部改正により、関連する本条例の条項にずれが生じたため、整合を図ります。また、同法で立入検査等の規定が定められたため、本条例で定める立入検査等の条項を削除します。2、国家戦略特別区域法及び施行令の改正概要は、記載のとおりです。3、条例の改正概要は、今ほど説明したとおりで、具体的な改正条文案は新旧対照表のとおりです。4、施行期日は、公布の日からを予定しています。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆土田真清 委員  特区民泊の件でお尋ねします。該当する施設が西蒲区の越前浜に1か所かと思いますが、今、そこがどのような状況か教えてください。 ◎坂井玲子 食と花の推進課長  平成30年にガーデンソフィアという特区民泊の1号が開設しましたが、昨年の実績は55名の宿泊があり、うち4名が外国人だったとお聞きしています。昨年の12月にもう一軒、西蒲区の越前浜地区に麦んちという古民家を活用した特区民泊が開設され、認定はされていますが、コロナの状況で宿泊事業はこれからとお聞きしています。 ◆土田真清 委員  民泊の関係では認可に3パターンくらいあり、特区以外でできるものもあると思いますが、今回本市が国家戦略特区を受けて始めた仕組みを今後どうする予定なのか、ビジョンをお尋ねします。 ◎坂井玲子 食と花の推進課長  特区民泊、旅館業法、民泊新法と言われるものの3つがありますが、特区民泊の一番の特徴は、本市は市街化調整区域で民泊ができるというところですし、条件として農業体験などグリーンツーリズムを併せて行います。新型コロナウイルス感染症が収まればそういったニーズがあると思いますので、発信も頑張っていきたいと思っています。一方で、民泊新法も本市で活用している都市型のものがありますが、市街化調整区域でできるのが一番の特徴ですので、そこは頑張っていきたいと思います。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で食と花の推進課の審査を終わり、農林水産部の審査を終わります。  次に、区役所の審査を行います。  初めに、西区農政商工課の審査を行います。西区農政商工課長から説明をお願いします。 ◎鈴木雄策 西区農政商工課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、議案書5ページ、第2表、繰越明許費補正、1、追加、第6款農林水産業費、第2項農地費、黒埼農村環境改善センター改修事業として1,600万円の繰越明許費を設定します。この事業は黒埼農村環境改善センターの下水道接続工事を行うものでしたが、令和3年度に実施した屋外排水設備改修工事の入札が不調となり、年度内の完了が見込めなくなったことから繰越明許費を設定するものです。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で西区農政商工課の審査を終わります。  次に、西蒲区産業観光課の審査を行います。西蒲区産業観光課長から説明をお願いします。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関連部分について、予算説明書12ページ、13ページ、第7款商工費、第1項商業費、第4目観光費、観光施設の管理運営、補正額1,350万7,000円です。資料、補正予算額1,350万7,000円の内容は、利用料金制の指定管理制度導入施設であるじょんのび館の施設改修工事に伴う減収補填です。  初めに、(1)、施設の概要は、記載のとおりです。(2)、減収補填の概要は、指定管理施設じょんのび館において、給湯・ろ過設備改修工事により令和3年7月19日から令和3年12月20日までの155日間施設を休館したことに伴い、その間の利用料金の減収分を指定管理者へ補填します。補填額の算出に当たっては、入館料などの利用料金収入の過去2年の同月期間の平均3,250万9,000円から光熱水費などの管理費減少分1,900万2,000円を控除し、1,350万7,000円を補正します。  なお、今回の補正予算は、工事が完了し、休館期間中の光熱水費などの管理費減少分が確定したことにより、今定例会の補正予算としています。現在は、新型コロナウイルス感染症への対策を講じながら営業を再開しています。指定管理者による多様な集客策が功を奏して、新しい利用者層を取り込むなど、様々な年代の方に御利用いただいています。今後も新型コロナウイルス感染症への対策を講じつつ、また利用者の御理解と御協力をいただきながら適切な管理運営に努めます。 ○小柳聡 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆青木学 委員  仕組みを聞かせていただきたいのですが、指定管理者との契約の中で、こういう事情で休館する場合には、利用料はこういう計算で補填すると書いてあるのでしょうか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  減収補填の根拠ですが、本市の指定管理制度に関する指針の中に、指定管理者の責めに帰すことのできない休業等に関する損失は、その負担は新潟市とすると協定書で定めることとしていますので、今回は本市が補填します。契約ではなく、協定書の中にそういった取決めがあります。計算方法までは協定書には書いてありません。 ◆青木学 委員  そういった場合の補填の計算方法については、所管課と事業所で協議して決めることになっているのでしょうか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  そのとおりです。 ◆青木学 委員  予算説明のときに、こういうことで休館する予定で、その分の補填もすることになりますなどといった説明はあったのでしょうか。 ◎渡部博子 西蒲区産業観光課長  予算編成の際には説明はしていません。その際には工事は決まっていましたが、まだ期間等が定まっていなかったので、説明していませんでした。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で西蒲区産業観光課の審査を終わり、区役所の審査を終わります。  以上で議案審査を終わります。  次に、今定例会において当委員会に付託された現年度分の議案について、委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  それでは、現年度分の議案については、委員間討議を行わないということでよろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○小柳聡 委員長  そのように決定します。  採決については、4常任委員会で同時に行うことになりますので、ここで委員会を休憩します。(午前11:26)
                       (休  憩) ○小柳聡 委員長  ここで協議会を開会します。(午前11:29)  保健給食課から、指定専決に係る和解及び損害賠償の額の決定について、報告を受けます。  保健給食課長から報告をお願いします。 ◎袖山直也 保健給食課長  このたび指定専決に係る和解及び損害賠償の額の決定について市長専決したことに関し、昨日の本会議で報告しましたが、昨年10月の小学校でのフッ化物洗口の際の事故について概要を説明します。  資料、初めに、1、事故の概要は、令和3年10月に西区内の小学校の教室内において、フッ化物洗口に際し、教諭が誤って手指消毒用アルコールを分注して配付し、これにより児童が洗口を行ったことで、口腔内の違和感や喉の痛み、腹痛などの症状を訴え、医療機関の受診に至ったものです。  次に、2、和解の内容は、児童の医療機関への受診費用に関して市が負担することで和解し、その医療費の額を損害賠償の額とすることとしたものです。  次に、3、再発防止策について、フッ化物洗口の実施に際しては、洗口に使用する作業スペースに必要のないものを置かないことや、学校・園内全ての消毒用アルコールのボトルには赤テープを付し、これを全市立学校・園で統一した取扱いとするなど、速やかに再発防止策を講じ、事故防止の徹底を図ったところです。  児童、保護者、関係者の皆様には、御迷惑と御心配をおかけしたことに対し、改めてこの場を借りておわびします。 ○小柳聡 委員長  ただいまの報告にお聞きすることはありませんか。 ◆青木学 委員  和解ということは裁判所が入ったということなのでしょうか。 ◎袖山直也 保健給食課長  特に訴えがあったということではなく、医療費に相当する分を保険会社から負担していただくので、結果的に和解の手続が必要になったということです。 ◆青木学 委員  今回に限らず、そういう事故があって保険から支払われる場合は、手続上こういう和解という形を取らなければならないということでしょうか。 ◎袖山直也 保健給食課長  そのとおりです。交通事故で第三者に加害し、損害賠償をしたときと同じ形です。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  以上で保健給食課の報告を終わります。  以上で協議会を閉会いたします。(午前11:33)                    (休  憩) ○小柳聡 委員長  委員会を再開します。(午後1:40)  これより意見、要望、採決を行います。  それでは、当委員会に付託されました議案第128号関係部分及び第132号、以上2件について意見をお願いします。 ◆土田真清 委員  翔政会を代表して、令和4年2月定例会文教経済常任委員会に付託されました議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分ほか、全ての議案に賛成の立場で意見、要望を述べます。  まず全体を通じて、公共施設修繕事業について、市内経済対策の一環として行うものであり、事業の執行においては市内事業者に対して十分な効果が発揮されることを期待します。  続いて、経済部、産業政策課飲食関連事業者応援事業について、県の補助事業と併せて広く周知し、迅速な事務手続を望みます。  続いて、農林水産部、食と花の推進課、新潟市国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例の一部改正について、国家戦略特区の目的を十分に認識しながら、交流人口、関係人口の拡大につながることを期待します。 ◆渡辺有子 委員  日本共産党新潟市議会議員団を代表し、令和4年2月定例会において、当委員会に付託された議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分並びに議案第132号に賛成します。  次に、意見、要望を申し上げます。新型コロナウイルス感染症拡大が続く中、市民の暮らしや中小業者等への支援策が一層求められています。新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金の申請についても、書類の不備により支給が遅れることがないよう、丁寧な説明に努めていただきたい。  各課において公共施設修繕事業が行われますが、地元業者への発注に努めていただきたい。今回の事業対象は老朽化施設等、本来計画的に行っていくべきものもあり、とりわけコロナ禍においての経済対策というのであれば、今後はもっと早い段階でできるように検討していただくことを要望したいと思います。 ◆高橋聡子 委員  民主にいがたを代表して、当委員会に付託された全議案に賛成の立場から、若干の意見、要望を申し上げます。  経済部産業政策課新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金第5期について、この協力金の制度はコロナ禍の影響により売上げが減少した事業者を救う制度で、協力金の計算方法として売上高に応じて協力金を支給するものと、売上げの減少割合に応じて計算する方法の2通りあります。第5期の協力金の計算方法のうち、売上高の減少割合に応じて計算する方法では、第4期までと違い、比較する対象期間がコロナ禍の影響により既に売上げが落ちている時期との比較しかできず、新型コロナウイルス感染症の影響でどれだけ売上高が減少したか、事業者の実態を正しく反映して協力金を支給することができない制度設計となっています。コロナ禍で影響を受け、苦しい状況にある事業者の実態に即して支給されるよう、県、そして国に事業者の実態を伝え、制度に反映することを望みます。 ◆佐藤誠 委員  公明党を代表し、文教経済常任委員会に付託された全議案に賛成し、1点意見、要望を申し上げます。  議案第128号令和3年度新潟市一般会計補正予算関係部分について、新型コロナ対策の各事業全般に関し、感染拡大防止対策とともに、厳しい状況にある多くの事業者への確かな支援とつながるよう、的確に、迅速に取り組まれたい。 ◆内山幸紀 委員  新市民クラブを代表して、全議案に対して賛成の立場です。 ○小柳聡 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  それでは、これより採決を行いますが、採決方法についてお諮りします。  採決について全議案を一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○小柳聡 委員長  そのように行います。  それでは、議案第128号関係部分及び第132号、以上2件について、それぞれ原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○小柳聡 委員長  挙手全員です。したがって、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で採決を終わります。  本日結論が出た案件については、会議規則第102条の規定により委員会報告書を作成し、議長に提出したいと思います。  次に、委員長報告の内容、項目について御協議いただくため、委員間討議を行いたいと思います。委員の皆様から御意見がありましたらお願いします。                    (な  し) ○小柳聡 委員長  それでは、御意見がないようですので、以上で委員長報告についての委員間討議を終わります。  以上で本日の日程を終了し、委員会を閉会します。(午後1:45)...